※女体化注意です。
詳しくはこちらの記事の冒頭をご参照ください⇒ 7/20記事 (クリックで飛びます)
------------------------------------------------------
ほんとお試しなんで、いつから表にアップを始めるかわかりませんが、こちらの日記では
覚書のような感じで、思いついたらこんな風にぽつぽつ書いていくと思います・・・。
今回はギイが徐々に間合いを詰めてます。
それもこれも託生君が色っぽ過ぎるせい(> <)
ちょっとエロがひどくなりそう(当社比(笑))だし、かなり強い章⇒タク要素があるので
チャレンジングな作品になりそうです。
もう、どうとでもなれ~
さらにどうでもいいことですが、微妙にこちらのブログ名(長すぎたんで)変更しました。
詳しくはこちらの記事の冒頭をご参照ください⇒ 7/20記事 (クリックで飛びます)
かろうじてブラは押さえていたものの抱え上げるようにしていたため、たわわな胸は盛り上がってピンク色の乳首がブラの上からこぼれそうになっていた。
「うわっ」
色気のない声を上げて、託生は慌てて男に背を向けた。
男性だったときと同じようにうなじを覆うぐらいの髪。前髪も、襟足も少し長めだったから、女性でもよくある髪型だ。
後ろを振り向いたことで、肩胛骨の浮いた白くて薄い背中が男の眼前に露わになり、さらに煽っているとは、託生本人は気づきもしていなかった。
「こ、これは・・・さっきちょっと、ほどかれたって言うか、そのはずみで・・・あ、いいい今、結ぶから!ちょっと待って!!」
一生懸命両手でリボンを持ち上げ、首の後ろで頑張って結ぼうとするがうまくいかない。
それもそのはず。
こんなものは着たことはないし、そもそも最初に結んだのだって、章三なのだ。後ろ手にやれと言うのが無理な話。
「あれ・・・おかしいな・・・結べな」
言いながらその事実に気づいた託生は、この拍子にさっさと男が気を利かせて去ってくれないかな、と考えていた。
というのも、男を見ていると、なぜか、胸が苦しくて困るのだ。
おそわれたショックだと思っていたのに、そうではない気がするから、困る。
焦っていると、そっと手に、彼の手が添えられた。
「俺が、結んで上げるよ。難しいだろう?」
戸惑っている間にリボンが取り上げられ、するすると、あっという間に結ばれてしまったらしい。
「あ、ありがと」
振り向いた瞬間、背中をするっと撫でられる。
「ひゃっ」
びくん、とカラダをふるわせると、男が笑顔で謝った。
「ごめん。手が滑った」
「あ・・・そ、そう?」
改めて近くで見ると本当に綺麗な男だった。
175ほどの自分が見上げるぐらいなので、185前後といったところか。
おそらく章三より、少し高いぐらいかもしれない。
腰骨でブルーのサーフパンツを履いて、かるく真っ白なパーカーを羽織っているのが様になっている。
なぜか熱っぽい目でこちらを見つめてくるので、身の置き所に困った。
カラダを隠したくなる。
あーあ・・・僕もこんな感じの格好をするつもりが・・・
今はまさかの三角ビキニだ。正直へこむ。だが、これはこれでもう楽しんでしまえばいいのではないか、という気もしてきた。
先ほどのブーメラン男のような、おかしな輩もいるにはいるが、章三の側を離れなければいいのだ。
「あの、本当に助かった。ちょっとああいうの苦手なんで」
「胸・・・触られてたね」
「あ、ん。ちょっとだけ」
本当は結構揉まれたが、もう忘れてしまいたい。
「君は、魅力的だから、ちゃんと気をつけないと」
「まあ、物好きがいただけだけど。そうだね、ありがとう。あの・・・もうそろそろ行くね」
なんだか、男はもっと話したそうな雰囲気なのだが、なんとなく空気が濃くなった気がして息苦しくなり、はやく章三に会いたくなる。
赤池君、ちゃんと見つかるかな。
本当にはぐれてしまったら嫌だな、と思いながら足早に歩き出す。
「待ってよ」
だが、3歩も歩かない内に男がカラダには触れずに、託生の前に回り込んだ。
細身だがたくましいし、長身なので、少し威圧感がある。知らず、自分のカラダを抱きしめた。
この男からは逃れられない気がするのだ。
「名前、名前教えてくれよ」
「え・・・」
迂闊に名前など教えても良いものなのだろうか。
助けてくれたし、見るからに好青年とはいえ、用心するに越したことはない。
「俺は、ギイ。君は?」
だが、ギイと名乗るこの男からは、応えてくれるまで絶対に前を退かないと言う決意が伝わってくる。
託生は戸惑ったが、助けてくれたのだ、きっと悪い人ではないと思い直し、名前だけ伝えることにした。
「僕は、託生」
「タクミ?」
「うん」
ギイは、とてもうれしそうに笑って、もう一度口の中で託生の名前を繰り返した。
------------------------------------------------------
ほんとお試しなんで、いつから表にアップを始めるかわかりませんが、こちらの日記では
覚書のような感じで、思いついたらこんな風にぽつぽつ書いていくと思います・・・。
今回はギイが徐々に間合いを詰めてます。
それもこれも託生君が色っぽ過ぎるせい(> <)
ちょっとエロがひどくなりそう(当社比(笑))だし、かなり強い章⇒タク要素があるので
チャレンジングな作品になりそうです。
もう、どうとでもなれ~
さらにどうでもいいことですが、微妙にこちらのブログ名(長すぎたんで)変更しました。
Violin Lesson 10.につきまして、拍手コメント下さった方ありがとうございました。
ギイ、とうとうヤンデレましたね(笑)でもたぶんもともとちょっとそのケがあったかもしません(^^;)そしてご指摘の通り教授もストーカー化。ストーカー増えました。託生君がんばれ!!(苦笑)
しのさま、ちーさま、コメントありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (4)
と、インチキ英語で読んでみる(笑)
どこにいるんだ、章三めっ!
ギイに託生くんが狙われてるし。
一夜のアバンチュールに持ち込まれたらどうすんのさあ~(´;ω;`)
この件に関しては章三くんと何とかしてほしいっす!
つか、名前しか出てこないね、章三。
本当にいるのか、章三~!
この際、ギイでも良いか←いや、ギイが本命だしね、主役ですね。
あ、ブログ名変えられたんですね。
慌てて確認しちゃいました。
前のも良かったと思いますけどね。
託生くんのエロい一夜はまだ、先…?
赤池氏、意外に遅いです、来るの(笑)ほんま、どこまでいったんやろ、あのお方・・・
そうそう、そのあいだにギイが手ぐすね引いて待ってます。
顔はイケメンを保ってるけど、心の中では涎たらしまくりです(笑)
エロ、大丈夫ですか?!、良かった!!
章三・・・どんどんヘタレていいく章三・・・自分が結んだリボンもほどかれてるし、もう!!
託生君のエロい一夜は、まだ結構、先になりそうです、すみません!
章三もそのうち出てくるはずなんですが・・・遅えぇぇ!(汗)
ブログ名、すみません!
前からごちゃっとした感じが気になってまして。
苦肉の策の結果がこれです・・・。相変わらずすっきりしてません、ははは(涙)